てんかんの外科的治療

単剤あるいは多剤による薬物療法を行っても、発作が十分に抑制できない場合には外科的治療の適応となります。従来は、2年の薬物治療を行っても発作の十分な抑制が得られない事を外科的治療適応の目安としてきましたが、近年では特に小児例や脳腫瘍を伴うてんかんを中心に、手術適応のあるてんかんに対しては早期手術が推奨されています。また抗てんかん薬の副作用が患者さまの日常生活に強い悪影響を及ぼしている場合なども早期手術の適応となります。

2year 2drug次に、以下の項目について説明を加えていきます。